古びた壁

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脈絡なんてものは知らない

心洗われ、ハッピーに生かされ、眠りにつく/「アンナチュラル」2話3話

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 最近とても楽しくハッピーな日々を送っています。好きな人のハイビジュアルとニチアサと、そして気づけばドボンと落ちていたドラマ「アンナチュラル」のおかげです。わりと深~~~い沼でびびっています。楽しい。

 いつも通りネタバレはガンガンしていますのでお気をつけください。

生きる、食べる、寝る

 連続ドラマを見るのはウン年ぶりなので、あくまで主観的、限定的に感じていることですが、見ていて苦しくないドラマだなあと思います。展開にもやもやしないし、なんだか清々しいし、世界に対する解釈がマッチする。生きること、食べること、そういうものを大事にしているところが高ポイント。死を通して生きることを描いているけれど、重たくないところも好きです。バランスがいい、と言うのかも。生きることってそんなに難しく捉えなくていいんだね。根拠はどうにも分かりませんが、見ていて自分を肯定された気持ちにもなります。

 2話のラストで久部くんがミコトを見て「三澄さんは絶望とかしないんですか」って問い、ミコトが「絶望するぐらいなら美味しいものを食べて寝るかな」って答えたところが好きです。一家心中の生き残りで大きな絶望を知っているはずのミコトがそれを言うことになんだか心が洗われるような、なんとも言えない気持ちになります。

社会問題と風刺

 「アンナチュラル」は毎回風刺が絶妙で、そこもおもしろいです。おそらくそれとは別で、社会問題をうまく取り扱っているところも見ていて価値を感じるから、連続ものを追いかけるのがすこぶる苦手なわたしでもこんなにはまり込んでいます。
 3話では女性軽視問題。法廷バトルで有罪率99.9%の検事に”女性”だから云々って攻められ、「ヒステリー女」と記事に取り上げられ、やや大げさな気もしますがこれくらい誇張された方が分かりやすいとも言える。
 分かりやすすぎてもやもやしたし(でも脚本を信じているからきっとどうにかしてくれるっていう気持ちはありつつ)、これどうやってかたをつけるのかなって思っていたら、なんと”男”である中堂さんに代わりに立ってもらうっていう策!合理的だなって思いました。確実に勝つために一番の近道ですよね。悔しいけれど。目的は女性問題で勝つことじゃなくてたしかな無罪を勝ち取ることだから。
 二兎追うものは一兎をも得ずってやつですね。記者に言わせれば「尻尾巻いて逃げた」んでしょうけど、だから何?って感じです。ミコトの「勝手に言ってろ」に、アンナチュラルのこういうとこ好き~~って思います。でもちゃんと理想を思う東海林さんの存在もすごくすごく大切だなって。バランスがよくて心地いいです。

中堂系(41)と森の葬儀屋

 キャラクターがそれぞれ魅力的で、それもまた見ていて楽しいです。全人類の性癖をカバーしてる!
 法廷に(スーツを持っていないからって)喪服で証人として立つ中堂系(41)がベストオブヤバイだったと思うんですけど、あんなのみんな好きでしょ?何が好きって、しっかり証言しつつ、ミコトがされた攻撃をすべて打ち返しているところです。ミコトに対して「感情的」と煽ったのを知っているから「まあまあそう感情的になるな」って含みを持って吐いちゃうの最高すぎる。優しい!!中堂さん、すごく優しい!!!2話しかり!!!ずるいよ~~~!!!ドイツ製のメスがお気に入りの中堂さん、たぶん全人類好きだと思う。わたしはめっちゃ好きです。「中堂系」でググっても過去に何があったか1ミリも出てこない世界線に住んでいることに気付いてちょっと絶望してしまいました。

 中堂さんがずるくて喚いてるわたしの推しは葬儀屋です。竜星さんかっこいい!いつ何を見てもかっこいい!修羅天魔のチケットは手に入らない!
 怪しさ満点だしうさんくさいなってイメージばかりですが、3話のUDIバーベキューにふらっとやってきて「おいしそうですね~」って言うのは爽やか青年要素だなって思いました。相変わらず生活感ないですけど…爽やか青年なのに、このひと肉とか野菜とか食べるんだ……なんて思います。水さえ飲んでる気がしない。あとあんなに怪しさしかないのにUDIの面々にすんなり受け入れられていて「一緒にどう?」って言われるんですよね。ちゃんと人間なんだな…(人間です)
 2話で悪徳記者に対して「マスゴミです」と超爽やかに言うところでなんだかようやく人間味を感じることができました。風刺のセリフを任されていて、ああちゃんと人間なんだな……って。わたしは彼のことをなんだと思ってるんだって感じですが、すごい好きだと思っています。というかあんな爽やかな風貌であんなセリフを吐かれると困りますね。エッ好きじゃん……
 メインキャラではないし毎週出るわけでもないのかな~今週は出ないかな~と思ったところで最後にふらっと出てくるのはビビります。好きだから。ビビります。
 葬儀屋のことめちゃめちゃ大好きなのに退場の気配がしていてもう気が気でないです。退場するならすごく大きなしんどいイベントがあるかもしれなくて気が気でないです。死ぬのかな!解剖されちゃうのかな!いやまさかね!大丈夫だよ!
 そういえば1、2話は威力ある一言を吐いてこちらのHPを削っていったのに、3話はふらりと現れただけでした。中堂さんとどういう関係なのっていうぼやっとした疑問だけ濃く残して。どうでもいいですけど、3話の最後で中堂さんと話すのに向かい合わせじゃなくてわざわざ横に並んだのなんで?って思います。画としてそうなるのは分かりますけど、でも…!ビジュアル的な威力がすごいから…!!あとこういう状況だと向かいに座るのが自然だなってわたしは思うんですが…なんで……ほんとどうでもいいことなんですけど……
 こうやって書いて整理していると、葬儀屋って爽やかじゃん…!なんて気付きもあり、ますます好きだ~~~!!って思うので退場したらロスが激しいことが目に見えています。あの風貌、最高ですよね…あんなのできるの竜星さんしかいない気がする……何等身あるのかな(定型文)眼鏡のインパクトもすごいですよね。跳ね上げ眼鏡最高かな。最近はあのレンズを上げるタイミングについて考えています。誰かと話す時、挨拶する時は上げてるのかな。と思っていたら中堂さんと密会(そうじゃない)の時はそのままなんですよねえ…う~~ん!
 あんなに謎多きキャラなのだから、ちゃんと明かしてほしい気持ちもあります。生活感がなくて、水を飲む姿さえ想像できないので、いつか食べたり飲んだりするシーンがあったらもれなく頭を抱えます。でも考えすぎてわたしの脳内ではふつうにコーヒーを飲めるようになりました(?)ブラック派なのか砂糖10杯派なのか、どっちだろう……
 ”木林”って名字、木と林を足したら森=フォレストだから”フォレスト葬儀社”なのだとしたら、彼はフォレスト葬儀社における重要な人物だったり御曹司だったりするのでしょうか。御曹司って響きを彼にあてるのはトンデモしんどいですね。木林南雲ってお名前は最高です。



 ドラマ「アンナチュラル」を通していろんなことを考えて心が洗われたりしんどくなったり忙しいですがとても楽しいです。価値を見い出せていることが何よりかな。まじめに考えさせられながら、おたくとしてもぎゃんぎゃん喚いて語彙をなくして楽しくて、そのどちらも満たされるのはとても幸せなことです。葬儀屋ロスに陥る日が来たらどうしよう!それは怖いですが、今後もアンナチュラルをはじめいろんなことを楽しみに生きようと思います。

TVerで見逃し配信一週間!控えめに言わなくても最高で最高な中堂系さんを見れるのは次の金曜日までです。ぜひに。
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