古びた壁

古びた壁

脈絡なんてものは知らない

画面越しの貴方に恋がしたい!/「アンナチュラル」1話ほか

 2018年の始まりも終わったな、という頃合いですね。今更ですが今年の目標は「才能を掴みに行く」です。自分を下げない、かつ下げる必要のないようにいろんなことをやってみる。あと「言霊」を大事にしたいです。むかしからそういうことは信じています。わたしが世界に愛されていると言ったらそうなんです、そういうもんです。これは言霊とは違う気がしますが。気張りすぎるのも性に合わないのでゆる〜くがんばります。

 さて。諸事情により舞台を極力控えた結果、最近は映像に楽しみを見出しています。地上波に関しては毎週無料で俳優の新規ショットが見れるの、あまりにも贅沢でびっくりします。見た作品の感想ログは残しておこう!というわけでネタバレ配慮は一切しないいろいろなレビューです。

ドラマ「アンナチュラル」(1話)

www.tbs.co.jp
 め〜〜っちゃおもしろかった!です。
 実家暮らしでテレビが自由に使えないのもあって連続ドラマはここ数年まったく見ていないため、これがほかと比べてどの程度おもしろいのかは分かりませんが、何はともあれめちゃめちゃおもしろかったです。
 二転三転する展開はもちろん、生活に密接したモチーフがふんだんに散りばめられているところがいいなと思いました。身近で馴染みやすい。
 わたしたちが元気に生きる世界は毒だらけ。毒と薬は紙一重。酒は百薬の長。なにごとも少なすぎず多すぎず、ですね。とくに口に入れるものはそうです。
 ガールズトークとボーイズ(?)トークもリアル以上のテンポの良さが心地よかったです。
 とはいえ登場キャラクターはみんな奇抜だなあと思います。とくに生い立ちや背景が特殊なのは石原さとみさん演じる三澄ミコトと井浦新さん演じる中堂系の二人でしょうか、今のところ。窪田くん演じるバイトの医大生もぶっ飛んでいて、そ、そういう感じなんだ〜〜??!と少しびっくりしました。わたしもこれくらい奇抜に生きたい!(?)

 石原さとみさんのものを食べる姿が最高だったので推せます。とってもおいしそうに食べるんだ。
 恋人を亡くしてあんぱんを味わう気にならない彼女に「そんな気分じゃないから(甘いものを)食べるんです」って言うシーンはただただ、あ〜いいな〜と思いました。「なんでおいしいんだろう、こんな時に」と返す彼女はきっとこれからも生きていくのだと思います。おいしいものはおいしいなんてウソ、味は気持ちに左右されるのにどうしてだろう。だからこそかもしれない。

 そして竜星涼さん演じる葬儀屋木林南雲。見る前からうさんくさそう〜〜!ってとても楽しみにしていたんですが、実際うさんくさい(最高)という感じで…いいな……とハイパーテンアゲ!状態になります。あと名前がいい(主観)
 「死人が」っていう、もうだいたい知ってますよみたいな含みのある"ワンカット"が最高でしたね(主観)
 葬儀屋は事件の発端が中東から帰国した高野島さんではないと分かっていたと思うのですが、な、何者なんだろう…。
 人の死に目に現れる葬儀屋だから、MERSの感染源が病院にあり、高野島さんはむしろ被害者だと、まあ察しはつくのかなあ。特別なことでもないですよね、実際。でも中堂さんと秘密の取引しちゃうぐらいだもんね!タダモノじゃないです!
 "謎"設定はそれだけでワクワクしますが、わたしの目にはすこぶる魅力的に映ってしまいました。葬儀屋何頭身あるんですかね…(定型文)
 ちなみにこちらが見終わった直後のツイートです。
https://twitter.com/sweetveggie_/status/951835420014202880

 それにしても1話からMERSって、毒殺事件よりも壮大だなと感じました。風邪ごときで休んでいては…という風潮に釘を刺した表現が云々と話題になっていましたが、わたしは昔から風邪の予感がした時点でソッコーで休みます。熱出たらキツイもん…余計に長引くし……社会人になってもそれが許されますように。高望みなんかじゃないよね。言霊です、言霊!
 
 ミコトが結婚を考えている彼氏のご両親に挨拶をする予定だったところが、「死因が灰になる前に」不正を暴くための解剖で待ち合わせに遅れた際、いつもなら待つけど今回ばかりは優先してほしかった、と彼氏に婚約を解消されたのはなんとも言えない気持ちになりました。それをどう判断すべきか分からないけれど、ただ誰もわるくないことは分かる。
 この件しかり、寛容と節度を問われている気がしました。やらないこともやりすぎることもよくない、理由に応じた許し、そういうものを含めた寛容と節度のバランスはとても大事だと思うのです。わたしは寛容と節度をわきまえた人間になりたい。"わきまえる"という日本語は好きではないですが。

 「アンナチュラル」の世界に対する解釈が合うしキャラクターもみんな魅力的で楽しいしおもしろいし、今期のジャンルはキミに決めた!
 TVerのおかげでかなり追いやすく、しみじみ便利な時代だなあと思います。TVerでは次話放送日まで無料配信しているので、ぜひに。
tver.jp


映画「22年目の告白」

wwws.warnerbros.co.jp
‐STORY‐

阪神・淡路大震災地下鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。担当刑事の牧村航(伊藤英明)はもう少しで犯人を捕まえられそうだったものの、尊敬する上司を亡き者にされた上に犯人を取り逃してしまう。その後事件は解決することなく時効を迎えるが、ある日、曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗る男が事件の内容をつづった手記「私が殺人犯です」を発表し……。

22年目の告白-私が殺人犯です- - 作品 - Yahoo!映画

 ふつうにおもしろかったしふつうに心臓にわるいです。
 藤原竜也さんは狂人っぽい役をしているとこっち見んな!!って思うのに過酷な運命を背負うことになった一般人…みたいになるとほんとうにうまくてびっくりします。
 竜星涼さんは殺人犯を捕えそこねた牧村刑事の部下でバディの春日部役でしたが、セリフの9割が「牧村さん」だった気がします。とうに両手では数え切れないくらい「牧村さん!」って言ってます。一回呼んだだけでは振り返ってくれないもんね…牧村さん……
 若手刑事の姿が異様に似合っていました。前を開けた背広に少し崩れたネクタイ姿!そこそこに熱い若手刑事!似合ってる!
 春日部は、登場キャラクターが全員闇を抱えている中で唯一何も背負っていない(ように見える)キャラクターで、そんな光属性っぽい彼が好きだなあと思ったのでした。
 セリフの9割が「牧村さん」の竜星涼さんとセリフがほとんどなくひたすら走ってる早乙女太一さんの逃走劇が若俳おたく的見どころです。

 周りの人物のバックグラウンドが分かりづらかったり展開が淡々としていたりしましたが、ふつうによかったかな~という所感。五つ星評価をつけるなら「★★★☆☆」といったところです。「藤原竜也」「美少年」「時効を迎えた殺人犯」といったブランド性はあるかもしれません。


映画「泣き虫ピエロの結婚式」

http://nakimushi-pierrot.jp/nakimushi-pierrot.jp
‐STORY‐

ピエロの見習いとして、人々を笑顔にしようと切磋(せっさ)琢磨する佳奈美(志田未来)。ある日、彼女は透析患者の陽介(竜星涼)と出会う。重い病を抱えた自身の運命を嘆き、笑顔を忘れ、人と関わることを避けるようになってしまった陽介を少しでも明るい気持ちにしたいと、陽気に振る舞う佳奈美。やがて二人は結婚を誓い、親友の真紀(新木優子)に温かく見守られながら結婚式の準備を進めていくが、陽介が式の前日に倒れてしまう。自分が余命わずかと悟った彼は、佳奈美に別れを告げようとする。

泣き虫ピエロの結婚式 - 作品 - Yahoo!映画

 志田未来さん演じる見習いピエロの佳奈美と竜星涼さん演じる透析患者の陽介のお話。重たい病を扱うドラマはやや冷めた視線でしか見れないわたし、絶対泣いてやらないぞって思ってたら中盤とてもとても涙が出てきて(当社比)困りました。
 病気というものを特別扱いしている風が感じず、あくまでとある男女二人の人生と人生のぶつかり合いとして描かれていたところがよかったのだと思います。演者の皆さんの表情に何度もぐっときました。
 しばらく見る機会が増えそうな新木優子さんを見れたのもよかったです!いつもインスタは見ています!すき!いろいろと楽しみになりました。女友達役が最高に似合う顔立ちですよね…きれいだなあ。全体的に画がいいです。きれい。
 もっと様々なことを感じ考えたはずなんですが、言葉にするのが億劫というか、これは心の中にそっと仕舞っておこうと思います。


映画「orange」

movies.yahoo.co.jp
‐STORY‐

高校2年生の高宮菜穂(土屋太鳳)に、10年後の自分から手紙が届く。そこには、26歳になったときに後悔していることが数多くあること、転校生の翔(山崎賢人)を好きになるが、彼が1年後に死んでしまうことがつづられていた。当初はイタズラだと思った菜穂だったが、手紙に書かれていることが現実に起こり始める。菜穂は後悔しないため、そして翔を救うために行動を起こす。

 わたしは「orange」の原作もアニメも知らないので、これは映画「orange」のレビューです。レビューってほどでもないです。
 ファンタジー恋愛ものを見るのはほぼ初めてで、こういうのってリアルなのにリアルじゃない…みたいな戸惑いがあるなあと感じました。
 もう分かると思いますが竜星涼さんが見たくて見ました。須和弘人、すごかったです。そりゃみんな好きだし売れるわ…みたいな……どこかの記事で読んだ"須和派が多い"にと~っても納得します。
 好きな人(=菜穂)と友達(=翔)の恋を応援してやれなくて、その友達は死んでしまって。その好きな人と結婚してもなお、かつての叶わなかった恋をもう遅かれど助けて、翔を救うために過去の自分達に手紙を書こうと決める。結婚相手と自分ではない者の恋がうまくいくように、そうすれば翔は死なずに済んだって。自分の結婚相手のかつての恋を未だなお助けるって何…?!
 しかも10年後の自分からその手紙を受け取った過去の須和くんは菜穂と翔の恋を応援し、二人の幸せのために行動する。プールサイドで”これでいいんだ”といった風に空を仰ぐシーンがやはり印象深いです。そういうとこ好きだ~~!
 
 原作をしっかり踏襲しているに越したことはないとは思います。orangeはなんだかそういうごたごたがあった気がするな~とぼんやり記憶しています。
 原作には原作のファンがいるように、映画には映画のファンがいていいと思います。役者ファンは役者ファンとして自分なりの形で映画を批評すればいい。どんな評判が沸こうが存在してしまったものはもう止められないのです。
 わたしはorangeのことを何も知らないでキャスト目的で見たからそれなりに楽しめました。ビジュアルがいいって魔力。須和弘人のキャラクター造形が最高だったのも楽しめた要因かなと思います。
 実写化・アニメ化作品の原作を予習することが必ずしもそのコンテンツを存分に楽しむことになるとは限りません。だから難しいです。原作を予習して失敗したこともあるので、そういったことをしみじみと考えさせられる作品でした。



 本屋でぱらりと読んだ雑誌にたまたま載っていた竜星さんを見て(キョウリュウジャー見なきゃなあ…)なんてのんきに思っていた頃が懐かしいです。めっちゃ好きやんけ!キョウリュウジャーがとってもとっても楽しかったことがきっかけですが、いつもみたいにノリと勢いではなく自然とゆるやかな心持ちで(?)あらゆる出演作を追っています。かっこいいなあってときめくのがくやしいですがわたしはハッピーなのでそれでいいのです。目の前に追うものがある喜びを噛み締めています。新感線の舞台に触れるきっかけにもなりそうです。それにしてもかっこいいな~~!恋のときめきのそれと一緒です。アドレナリンがたっぷりです。今年も幸せの予感!